2020-06-02 第201回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
しかしながら、無症状の感染児童による拡大を抑えることはできませんでした。こういったコロナウイルスの特異な性質というのがあります。 こういった感染の状況というのを鑑みた上での学習権の保障、これについて大臣はどのようにお考えですか。
しかしながら、無症状の感染児童による拡大を抑えることはできませんでした。こういったコロナウイルスの特異な性質というのがあります。 こういった感染の状況というのを鑑みた上での学習権の保障、これについて大臣はどのようにお考えですか。
云々ということが書いてあって、実際は、子供を未感染児童という形で隔離する必要は、今の答弁からいっても、またここの説明からいってもなかったことであったわけですね。そのことが今問われているということを指摘したいと思います。 資料をめくっていただいて、5のところに、これも同じ厚労省がつくった資料ですけれども、「もう母に一生会えない…」と元患者の声を紹介して、「私たち一家は村八分にあいました。
今、文部大臣がおっしゃったことは、文部省や厚生省が出していらっしゃるいろいろな指導書、パンフレットにも書かれておりまして、大変政府や国がそういうことに心を痛め、指導なさっていることは重々承知しておりますが、残念ながら現場ではなかなかそういうふうにはいかず、差別というものが歴然としてあるようでございまして、ここに、六月二十八日の新聞発表によりますエイズウイルスの感染児童と教育とのかかわりについて御紹介
○伊藤参考人 例えばこの原案にあります第十一条に規定されている伝染病の適用、ここら辺をやられますと、例えば学校保健法との連動をされた場合などの状況を考えますと、エイズ感染児童が学校から排除されかねない環境になるのではないかと血友病患者の親たちは考えています。
この点についても、一つ大臣、実情を調べまして、この未感染児童の子供たちが、一生暗い影を背負って暮らすということのないように御努力をいただきたいと思うのでございますが、お考えがありましたらお述べいただきたい。
それから次は、児童生徒の問題でありますが、現在所内におきまして感染をいたしました児童については、それぞれ小学校、中学校、また高等学校についてはどこでございましたか、全国一カ所ございまして、高等学校の教育もやっておられることでございますが、同時に、未感染児童についても、国立療養所がその児童を預かって、別にこれは通常の学校に通わしておるわけでございますが、そういう施設をやっておることを聞いております。
これが一つ大きなテーマとして決議の中に取り上げられているわけでございますが、その点につきましては未感染児童の保育所ということにつきまして国立療養所に数カ所施設してございます。
その点まことに申しわけないと思うのでございますが、御指摘の退所者の更生というようなことにつきましては、先ほど申し上げました未感染児童の保育所を終えた者に対する更生というようなことと結び合せて、今後実現に努力して参りたいと存じております。
未感染児童につきましては三十一年からこれらに対して保護をしておりますが、三十二年度は御承知のような予算がすでに成立いたしましたので、岸内閣が社会福祉国家建設のための努力がこういう点に足りないという御指摘の点は、全く私どももそれを認めざるを得ない。
文部省調査局長 内藤誉三郎君 事務局側 常任委員会専門 員 竹内 敏夫君 常任委員会専門 員 工楽 英司君 説明員 文部大臣官房総 務課長 田中 彰君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○教育、文化及び学術に関する調査の 件 (大阪市立大学校舎の接収解除に関 する件) (癩非感染児童
○委員長(堀末治君) それで私から一つ皆様方に御報告申上げたい問題があるのでありますが、それは先般当委員会で取上げました癩の未感染児童の入学問題、熊本の龍田寮の児童の就学問題でありますが、あの当時御承知の通り、まあ委員長個人のような立場でこれは自主的に何とかあなた方で御解決を図つたらどうかという仲裁論を私出したのであります。
常任委員会専門 員 工楽 英司君 説明員 調達庁次長 山内 隆一君 法務省人権擁護 局長 戸田 正直君 文部省初等中等 教育局長 緒方 信一君 厚生省医務局国 立療養所課長補 佐 曾根 正陽君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○教育、文化及び学術に関する調査の 件 (癩未感染児童
そのうちに感染児童を収容しておる所が八カ所にある。こういうことを聞いておるのですが、この数字はどうかということと、いや、それならばこの感染児童を収容しておるというのは、恵楓園の場合を考えますると、児童は、恵楓園の地域の中に小学校の分教場があつて教育しているのです。ああいうものがですね、全国の癩療養所の九十カ所のうち八カ所ある。
○矢嶋三義君 感染児童の……。
福永 勝旗君 熊本市立黒髪小 学校P・T・A 会員 近松 照喜君 熊本市立黒髪小 学校P・T・A 会長 瀬口竜之介君 国立療養所菊池 恵楓園長 宮崎 松記君 熊本市教育委員 会委員長 岡本 亮介君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○教育、文化及び学術に関する調査の 件 (癩非感染児童
本日は癩非感染児童の入学問題を議題といたします。本日は参考人として熊本市立黒髪小学校P・T・A会員福永勝旗君、同じ黒髪小学校P・T・A会長瀬口竜之介君、国立療養所菊池恵楓園長宮崎松記君、熊本市教育委員会委員長岡本亮介君、以上の四名のかたが出席されております。なおこの際参考人として黒髪小学校P・T・A会員近松照喜君を追加して意見を聞くことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(堀末治君) それでは午前に引続いて癩感染児童の入学問題を議題といたします。 先ほど参考人の公述が済んだ次第でございまするから、これから公述に対して質疑を行いたいと思います。どうぞ御質疑のあるかたは御質疑を願います。
癩非感染児童の入学問題について参考人より意見を聞くこととし、その日時と参考人の人選等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川(保)委員 先般第十九国会でしたか問題になりましたが、熊本の黒髪小学校の事件、癩未感染児童の問題はその後どうなつておりましようか。
だから私は医学者ではないんですが、本当に今の医学でこれは感染のおそれがないんだという確実なる結論が出れば、私は地域の人に十分納得さして、そしてこういう不感染児童というものは当然学校に入れてやるべきだし、若しも医学でその保証ができんのならば、又別途考えなくちやならんと思うんですが、従つて私はあなたに、恐らく厚生省といろいろ交渉しておるんだと思いますので、立田寮廃止の問題が現に起つているということをお伝
○長谷川(保)委員 去る五月十三日の当委員会におきまして、私は熊本市の国立癩療養所恵楓園の未感染児童保育所龍田寮の児童の黒髪小学校への入学拒否の問題につきましていろいろお尋ねをいたし、また文部委員会におきましても、五月二十二日にこの問題につきまして質疑応答がありました。
しかしながらこの癩者の家族でありまする未感染児童たちは、そういうわけには参らぬ。当然今申しましたような不完全な教育の施設の中で、一年から六年までを一人の先生が教えておるというようなことでは、大人となりましてから後に、社会生活ができるような能力を備えることはおそらく不可能であろう。そこに私は癩者でありまする父兄たちの非常な心配があると思うのであります。
その第一点は、熊本市の癩病患者の未感染児童の保育所龍田寮というのがあるのでございますが、その未感染児童保育所の龍田寮児童の黒髪小学校という近所の学校への通学問題についての質問であります。 もう一点は、去る五月十三日に岐阜県の揖斐郡徳山村の本郷部落がほとんど全焼をいたしまして、役場、学校、郵便局その他村の主要な建物がことごとく焼失いたしておるのであります。
さようなところから、教育委員会におきましては三名の子供は通学してもよろしいが、一人の子供は今未感染児童を収容しております龍田寮の中に設けられた黒髪小学校の分校で教育を受けるようにという指示をされたのであります。
御承知のように、熊本の恵楓園の未感染児童保育所であります龍田寮、ここに収容しておりまする児童の新入学生四名の熊本市黒髪小学校への通学の問題につきまして、われわれの方にも先般来患者の方からたびたび陳情が参つております。
例の熊本のらいの非感染児童の就学の問題ですね、これは私はまあ新聞だけしか承知していないのですが、これは全国にとつて由々しい私は重大な問題だと考えているのです。
だから私は若干尋ねたわけですが、更に熊本のこのらいの非感染児童の問題は、この法案と若干関係あるからここで私伺つたのですが、私の考えを以てすれば、これは立法府としては国政の調査権を発動して、そうして行政府のあり方に猛烈に反省を促して然るべき根本問題を人権擁護の立場から持つておる、こういうように私は考えるのです。
○政府委員(曾田長宗君) 未感染児童の通学問題につきましては、全国的に見ますると全部解決が付いたというふうにも申上げかねる状況でございまして、熊本及びその他の地域にも、なおこの未感染の患者児童が一般の学校に通学できない状況におるという所があるのが実情でございまして、私ども非常に遺憾と考えておるわけでございます。
次にお尋ねいたしたいと思いますのは、過日九州でございましたかしら……、未感染児童の進学問題について大分問題を起したようでございましたが、あれはその後落ちついたようにも聞いておりますが、問題はどういうことであつたのか、これはただ学校乃至父兄の偏見であつたのか、当局に対策上手落ちがあつたのではないかとも考えるのでございますが、その点をちよつとお伺いさして頂きたいと思います。
その最初の八年間は大島青松園という国立の癩療養所に未感染児童の保護として勤務いたしました。その後子供の将来やら、らいの家族のことたちを考えまして大阪府に職を転じまして、癩予防係として満十三年間を働いて参りまして、最近大阪府を退職いたしましたものであります。
即ち、入所患者について、国は、患者が義務教育若しくは高等普通教育又は厚生指導を受けるために必要な措置を講じ、患者家族については、療養所長がその福祉のため必要な援助をし、或は未感染児童について必要な福祉の方途を講ずる等福祉に関する規定を設けております。 その他、らいの予防に関しまして必要な規定を設けております。